遮熱・断熱塗料とは
地球温暖化を上回るスピードで進んでいるヒートアイランド現象によって、夏の“真夏日”や“熱帯夜”が増えています。
日本の一般住宅の屋根は濃色が多く、太陽光の熱を蓄えやすく、夜間の放熱量も多いのもその一因です。
「
夏は涼しく 冬は暖かく」外断熱により節電対策をできるのがKBコートです。
屋根や屋上、壁面に塗布することで真夏の強い日射しを反射し室内温度を大幅に低減できます。
また、優れた断熱性と耐熱性を備え、室内で使われる自発熱体(熱を伴う機械)に塗布することで熱の発生を抑制することが可能です。
「KBコート」は、人にも環境にも配慮した新しいECO塗料です。
日射反射率
太陽光の日射スペクトルと塗膜の反射スペクトルから計算されるもので太陽光の光エネルギーをどのくらい反射するかを示す値です。 反射率の差が塗膜 としての日射反射率の差となり、遮熱効果を生み出して表面温度の上昇を抑制することが可能となります。 KBコートは 太陽光の熱に関わる波長領域である近赤外領域(780~2500nm)を濃色でありながら日射反射率59%以上の値を示します。
KBコートの特徴
中空セラミックバルーンと最先端の熱反射性着色顔料を配合した特殊塗料です。屋根や屋上、壁面に塗布することで真夏の強い日差しを反射し室内温度を大幅に低減できます。
また、優れた断熱性を備え室内で使われる自発熱体(熱を伴う機械)に塗布することで熱の発生を抑制することが可能です。
太陽光熱と発熱体からの熱を同時に低減できる画期的な塗料<KBコート>。
働きやすい快適な環境と空調用電力に伴う CO2削減に大きく貢献します。
微小中空セラミックバルーン
・中空なので熱エネルギーの伝導がわずかです。
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KBコートの特徴
暴露試験
千葉県南房総市千倉町にある屋外暴露場で塗板を作成し実際に暴露試験を行っています。
サーモグラフィカメラで撮影した写真から解るように他社断熱塗料と比較しても、KBコートは優れた性能を持っていることがわかります。
省エネ効果
夏期の冷房負荷・冬期の暖房費用を削減し年間を通じて高い省エネ効果を発揮します。
耐久性
高耐候性シリコン樹脂が長期の耐候性を保持し紫外線・温度・雨水等に対して塗膜の劣化を防止し長期間素材を保護します。
塩害部暴露試験(千葉県千倉海岸 230日間暴露)
環境対応型
水性一液型でホルムアルデヒド含有量も【F☆☆☆☆】レベルのため臭気も引火性もなく安全です。
セラミックバルーンを手のひらに乗せバーナーで炙っても火傷をしない断熱性能を持ちます。
KBコートシリーズ 商品一覧
用途 | 塗料名 | 商品概要 | 色相 | 荷姿 |
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下塗 | KBアクアシーラー | 壁用1液型水性万能シーラー | 透明 | 15㎏ |
KBプライマー エコ | 屋根用2液型水性プライマー | 透明 | 12kset | |
KBプライマー | 屋根用1液型強溶剤プライマー | 透明 | 15㎏ | |
KBメタルプライマー | 金属用1液型弱溶剤錆止塗料 | 白 | 15㎏ | |
KB防水プライマー | シート防水ウレタン防水用1液水性プライマー | グレー | 16㎏ | |
中(上)塗 | KBアンダーコート | アクリルシリコン断熱塗料(遮熱色) | 白・淡彩 | 16ℓ(12k) |
上塗 | KBコート | アクリルシリコン樹脂遮熱塗料(艶消) | 淡彩〜濃彩 | 15㎏ |
※上記商品は小缶設定ではありませんのでご了承ください。
※納期はご注文頂いてから納品まで、おおよそ一週間位掛かります。(状況により変動することがあります。)
※KBアンダーコート、KBコートは荷姿が金属のペール缶でそれ以外は一斗缶の荷姿になります。
塗装仕様
外壁用(モルタル・窯業系サイディング・ALC)
工程 | 商品名 | 希釈率 | 塗布量 | 工程 | 塗装感覚(20℃) | 塗装方法 |
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素地調整 | 旧塗膜の劣化部分やコケ・カビなどは、皮スキ・ワイヤー・ブラシ・スクレーパーなどで汚れ・塵埃などを高圧洗浄などで除去し、十分に乾燥させます。 | |||||
下塗 | KBアクアシーラー(水系) | なし | 0.11〜0.13 | 1 | 2〜3h | ローラー |
中塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 3〜5h | ローラー エアレス |
中(上)塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 8〜12h | ローラー エアレス |
上塗 | 水(0〜5%) | 0.15 | 1〜2 | 3〜5h | ローラー エアレス |
屋根用(セメント瓦・波型スレート・スレート瓦・カラーベスト)
工程 | 商品名 | 希釈率 | 塗布量 | 工程 | 塗装感覚(20℃) | 塗装方法 |
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素地調整 | 旧塗膜の劣化部分やコケ・カビなどは、皮スキ・ワイヤー・ブラシ・スクレーパーなどで汚れ・塵埃などを高圧洗浄などで除去し、十分に乾燥させます。 | |||||
下塗 | KBプライマーエコ(水系) | 水(0〜5%) | 0.15〜0.20 | 1 | 2〜3h | ローラー |
KBプライマー(強溶剤) | 専用シンナー(0〜5%) | 条件による | 1 | 2〜3h | ローラー | |
中塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 3〜5h | ローラー エアレス |
中(上)塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 8〜12h | ローラー エアレス |
上塗 | 水(0〜5%) | 0.15 | 1〜2 | 3〜5h | ローラー エアレス |
金属・鉄部用(カラー鋼板・亜鉛メッキ鋼板・金属素材類)
工程 | 商品名 | 希釈率 | 塗布量 | 工程 | 塗装感覚(20℃) | 塗装方法 |
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素地調整 | 旧塗膜の劣化部分やコケ・カビなどは、皮スキ・ワイヤー・ブラシ・スクレーパーなどで汚れ・塵埃などを高圧洗浄などで除去し、十分に乾燥させます。 | |||||
下塗 | KBメタルプライマー(金属用) | 塗シン(10〜15%) | 0.11〜0.13 | 1 | 2〜3h | ローラー |
中塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 3〜5h | ローラー エアレス |
中(上)塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 8〜12h | ローラー エアレス |
上塗 | 水(0〜5%) | 0.15 | 1〜2 | 3〜5h | ローラー エアレス |
防水用(シート防水・ウレタン防水)
工程 | 商品名 | 希釈率 | 塗布量 | 工程 | 塗装感覚(20℃) | 塗装方法 |
---|---|---|---|---|---|---|
素地調整 | 旧塗膜の劣化部分やコケ・カビなどは、皮スキ・ワイヤー・ブラシ・スクレーパーなどで汚れ・塵埃などを高圧洗浄などで除去し、十分に乾燥させます。 | |||||
下塗 | KB防水プライマー | 水(0〜5%) | 0.12〜0.20 | 1 | 2〜3h | ローラー |
中塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 3〜5h | ローラー エアレス |
中(上)塗 | KBアンダーコート | 水(0〜5%) | 0.2 | 1 | 8〜12h | ローラー エアレス |
上塗 | 水(0〜5%) | 0.15 | 1〜2 | 3〜5h | ローラー エアレス |
使用上の注意事項
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①表面のゴミ・ホコリ等は除去し、巣穴不陸・ひび割れ等は強化フィラー・厚付けパテ等で平滑にして下さい。
塗替えの場合は旧塗膜の浮き・フクレ・脆弱部等はサンダー・皮スキ等で除去し、さらに高圧洗浄にて旧塗膜に付着しているチリ・ホコリ・汚れ・カビ等を除去して下さい。 - ②気温5℃以下の場合や施工後数時間以内で5℃以下になる可能性がある場合、湿度85%以上の場所は造膜性を低下させますので施工は避けて下さい。
- ③素地の乾燥は十分に行ってください。また、降雨・降雪が予想されるときや強風の際などの施工は避けて下さい。
- ④シーラー・下塗には必ず指定の材料をして下さい。
- ⑤下地の状態や形状・面積・塗装方法等によって見本・色調・パターンが多少異なる場合があります。
- ⑥製品の詳細な内容については安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
- ⑦KBコートの保管は冬季凍結が心配される0℃以下の場所や直射日光の当たる場所での貯蔵は避けて下さい。
- ⑧高温時の施工では開缶後使用中の塗料表面(容器内)に皮張りを起こすことがありますので水道水を塗料表面に薄く張って下さい。(皮張りした場合は取り除いて下さい。)
- ⑨使用した器具類は直ちに水洗いをして下さい。(放置すると硬化して洗浄が難しくなります。)
- ⑩皮膚等に付着した場合は速やかに拭き取り、多量の水道水で洗浄して下さい。
- ⑪眼に入った場合は速やかに多量の水道水で洗浄し、必要に応じて医師の診断を受けて下さい。